![](https://netkun-info.com/wp-content/uploads/2020/07/f_f_object_96_s128_f_object_96_1bg.png)
なんて、古いことを思っている方はいらっしゃいませんか?
結論から言います。
メモ
令和の時代、固定電話は不要
です。
いくつかの理由から「固定電話は必要」と深層心理で思っていて
深く考えずに契約している人がいますが、
しっかりと考えなおすことで、人生全体で30万円~100万円ものお金を浮かせることができます。
何も考えていない人はなかなか固定電話について検索することもないかもしれませんが、
もし固定電話を契約している方がこのページにたどり着いていたら、
しっかりと内容を読んだうえで、お得な人生を歩んでいただけたら幸いです。
前段:固定電話の料金
![](https://netkun-info.com/wp-content/uploads/2020/07/f_f_object_96_s128_f_object_96_1bg.png)
そうですよね。料金明細をちゃんと見ている方でなければ、
何らかの料金と合算して請求されているせいで電話の料金がわからない、なんてことも多いです。
そこで、ざっくりの料金イメージを掲載します。
ポイント
◆NTT加入電話:1,450円~1,700円
◆IP電話(VoIP):500円
NTT加入電話
最近新しく契約する方は少なくなってきましたが、
築何十年と住んでいる方は今でもこちらに契約している方がたくさんいらっしゃいます。
料金としてはIP電話より3倍程度もすることもあり進んで選びたくはないですが、
NTT加入電話だからこそのメリットもないわけではありません。
それが、こちら。
メモ
インターネットが断線しても、使える
という点です。
要は、災害などでインターネットの線が切れてしまうと、
IP電話は使えなくなってしまいます。
しかし、NTT加入電話は別の線を用いているため、
電源と電話線が切れていなければ使うことができます。
…ただし、主にそれだけです。
災害というと、
・電気が通らなくなった
・インターネットも電話もどっちも線も断線した
という場合には結局使うことができません。
運よく電話線だけ使うことができる、という災害の事例を鑑みて
NTT加入電話を入れたい!という方を止めることはしませんが、
不要な保険は、無駄なお金を浪費するだけなので、
よく考えていただけると幸いです。
IP電話(VoIP)
![](https://netkun-info.com/wp-content/uploads/2020/07/f_f_object_96_s128_f_object_96_1bg.png)
たしかにこちらはその手の業界にいらっしゃる方か、
電話について検索したことのある方でないと聞き覚えがないかもしれません。
IPは「インターネットプロトコル」(Internet Protocol)の略で、
VoIPは「ボイスオーバーインターネットプロトコル」(Voice over Internet Protocol)の略になります。
![](https://netkun-info.com/wp-content/uploads/2020/07/f_f_object_96_s128_f_object_96_1bg.png)
ひと言で言えば、インターネットを使った電話、と思ってください。
先ほど加入電話でお話したように、本来電話とインターネットは別の線を辿って運用されています。
なので、1,700円もの月額費用が電話にも必要だったりするわけですが、
IP電話は「インターネットの線を使った電話」なので、電話線を用いません。
インターネットは今や当然のように使われているわけですから、
それを流用して電話を使うことで設備費用が要りませんよね。
だから、500円という月額料金で利用できるわけです。
固定電話が不要な理由
さて、前段でNTT加入電話とIP電話について解説しましたが、
「そもそも固定電話必要?」というのを考えなくてはなりません。
そこで、不要な理由を説明したいと思います。
要らない理由➀そもそも使わない
ほぼこの1点に帰結するかもしれませんが、
いま、「固定電話がないと困る」場面はありますか?
おそらく、ほぼないと思います。
最近の様々な商品の購入や契約に際して使われるのは「携帯電話(スマホ)の電話番号」です。
外出している時間が多い人は、固定電話では当然ながらおうちでしか出れないため
常に持ち歩いている携帯やスマートフォンの電話番号を登録したほうが楽になります。
なくても困らないものに毎月500円~1,700円払うより、
そのお金で動画サービスを契約したり、
ちょっと豪華なお食事に行った方が何倍も幸せです。
ちなみに、もし固定電話をこれから50年使っていく、とすると、最低でも
550円(税込) × 12ヵ月 × 50年 = 33万円
がかかってきます。
NTT加入電話に至っては1,870円(税込)と仮定すると112万円もかかってしまいます。
いくら月々だとそこまででもないからといって、侮ってはいけません。
サブスクリプション(月々払う形)が近年流行っている理由は、「儲かるから」です。
逆に言うと、「結果的にたくさんお金を払ってくれるから」様々な企業がこぞってやりたがるわけですね。
この点を留意してください。
要らない理由➁3大キャリアのスマホ契約は高すぎる
IP電話を契約する人のご意見として、
「スマホのセット割引があるから」というものがあります。
たしかに、Softbank光とソフトバンクのスマートフォンを契約すると、
スマホ1台あたり、月々最大1,000円もスマホ代が安くなります。
auひかりとauのスマートフォンを契約すると、
スマホ1台あたり、月々最大1,500円もスマホ代が割り引かれます。
もし家族4人でauを使っていたら、
1,500円 × 4 = 6,000円も毎月割引されます。
![](https://netkun-info.com/wp-content/uploads/2020/07/f_f_object_96_s128_f_object_96_1bg.png)
そう。「割引の金額」だけを見れば、とってもお得なんです。
でも、実際の費用を考えてみると、落とし穴があることが分かります。
※以下の料金は、分かりやすくするために500円ごとに四捨五入して調整した金額イメージを掲載させていただいております。
auひかり & auスマホ4台
auひかり:5,000円
auひかり電話:500円
auスマホ(20GB):8,000円 × 4
セット割:-1,500円 × 4
= 37,500円 - 6,000円 = 31,500円/月
それでは、auスマホではなくUQmobileを使った場合はいくらになるでしょう。
auひかり & UQmobile4台
auひかり:5,000円
UQmobile(14GB):4,500円 × 4
セット割:-500円 × 3
= 23,000円 - 1,500円 = 21,500円/月
![](https://netkun-info.com/wp-content/uploads/2020/07/f_f_object_96_s128_f_object_96_1bg.png)
そうなんです。
結局、「たくさん割り引かれる」裏には「それだけ基本料金が高い」ことが隠れているんですね。
今回はサブキャリアと呼ばれるもので、
auの関連会社であるUQmobileと比較しました。
たしかに、月々使えるギガ数はauのほうが6GB多いですが、
おうちの回線を引いている以上、14GB以上使う方はそんなに多くないと思うので、
こちらのざっくりした計算式イメージを元に考えて問題ないかな、と思います。
まとめ
今回は固定電話は令和に不要!というお話をしてみました。
最後にサマリにしてみましょう。
サマリ
◆固定電話にかかる料金
NTT加入電話:1,450円~1,700円程度
IP電話(VoIP):500円程度
◆固定電話が不要な理由
➀携帯電話の番号があればOK
➁ネットと電話のセット割より、スマホの契約を考え直した方が安い
そして、今回ぜひ学んでいただきたいのが、
メモ
割引額より、実際かかる総額を見るべき
ということです。
「○○万円もお得!」という言葉を鵜呑みにするのではなく、
「いくら払うのか」という点についてちゃんと考えるようにしてくださいね。
「調べたり手続きするのめんどくさい!」という理由で
お得って書いてあるほうを何も考えずに選ぶと、
毎日いくらスーパーで安売りの商品を探していても、その苦労が泡となってしまいます。
ぜひ、固定電話の必要不要を考えるだけでなく、
固定費全体の見直しを考えていただければ幸いです。
また、当サイトでは「考えるのが面倒!」という方のために
読むだけで「考える」時間をなくせるようなコンテンツを多く発信していますので、
ぜひぜひ他の記事(下記に関連記事表示もあります!)も読んでみてください!
それではまた次回、お会いいたしましょう!