「ビジネスも恋愛も、なぜか上手くいかない。」
みなさんもそんな悩みありませんか。
私は嫌というほどたくさん経験してきました…
どうにかしたくて、いろんなサイトや本を漁り続ける。でも、成功者のすごい体験談ばかりで、自分なんて…とより感じてしまう。
そんな中、ひとつの本にたどり着きました。
それは、ある種の病気かもしれません。
そして、その病気は治せます。
そこで私が読んだ本が、「コミュニケーション集中治療室」でした。
私もそう思ってました。だけど、いろんな症例(日常の一場面)を見てみると、当てはまるものだらけ。
「これだ!私が陥ってたのは!!」と目から鱗状態。。。
そこで、私なりの解釈や経験を含め、コミュニケーションで発生しがちな問題/していた問題を考察していきます。
私がこの本を読んだきっかけ
笑われるかもしれませんが、「告白して振られた」からです。
2日に1回、4時間近くも電話するような仲だったのに、です。
何がだめだった?ときくと、こう返ってきました。(原文)
相手の気持ちを考えるところが欠落してる人は無理やわ。
『自分がこう思ってるだけだから』みたいな発言多いけど、それが相手の目にどう映ってるのか気にしながら話した方がいいと思うよ。
…自分で改めて当時のLINEを見返しましたが、泣きそうです。(笑)
私は根はコミュ症型ですが、それを高校、大学、と頑張って克服を試みてきました。
結果、「え、全然コミュ症に見えないよ!」と言ってもらえるくらいには成長したつもり。
でも、その成長の方向性に大きな間違いがあったのかもしれません。
また、「あなたは【自分が】が強すぎて、人のことを考えてくれないときが多い」とも言われました。
言い換えれば、芯が強い、という強みにもなるところですが、こと恋愛においては最大の障害になってしまいました…
そこで、デメリットとしての芯の強さを変えるべく、「共感」をキーワードに、様々な本を漁ろうと思いました。
軸をぶらすのではなく、相手を思いやれる人間に成長したい。
これが、嘘偽りのない、きっかけです。
多くの人に当てはまるポイント
私が個人的に「あ、これよく見かけるぞ…!」と思うポイントを簡単に解説していきます。
「あなたは」
「あなたはこれだから…(怒)」
「お前がこうだからこんなことになった」
なっていう言葉、よく聞きますよね。
恋人同士のささいな喧嘩の発端として。
上司が部下を叱るときの言い方として。
本当にちょっとしたことなんですが、
「私はこう感じたから、~~~」と、「I(アイ)」を付け足すだけでも、かなり言葉のトゲはなくなるらしいです。
投げっぱなしのボール
「しっかりと言いたいこと言えたぞ!」と満足していませんか?
自分の話したいことだけ話していませんか?
マッチングアプリなどで7割くらいの方がこれだったのですが、
・聞き返しにくい質問を投げる
・「ですね!」とか「私はこうです~」とか、意見だけ言って、相手に質問を返さない
という人だらけです…
回答しかしないと、「あ、この人は私に興味ないんだな」と思って冷めてしまいます。。
就職活動の面接でも、多くの企業が「逆に私たちに聞きたいことありますか?」と逆質問をしますよね?
これに応えられない学生は「あー、私にもうちの会社にも興味ないんだな」と感じ取られて、落とされてしまいます。
逆に、わざわざ逆質問の場でなくとも、「○○さんは広告系のお仕事なんですよね?つらかったけどやりがいのあったことってどんなことですか?」とぐいぐい聞いてくる学生がいると、「お?この子はいいかも」と思ってもらえる可能性が高いです。
※面接官の人柄にも依ります。
自分のことを話したい!というのは潜在的には誰でも思っていることです。
でも、それを少し抑えて、相手に質問をしたときに、共通の話題やもっと盛り上がる話が出てくることも多いです。
1つでも2つでも、投げ返しやすいキャッチボールを心がけましょう。
オレオレ人間
と笑っていてはだめですよ?
「この場を盛り上げたい!」と思って、たくさん話していたりしませんか?
そして、「なんでみんなもっと話してくれないんだ」と思ったことはありませんか?
こういう、「心からの善意」でたくさん話す人が、最もたちが悪いです。自覚症状がないので。
純粋に、「沈黙」が耐えられない、という理由に始まり、
知らぬ間に自分語りばかりしてしまうオレオレ人間に成長する、という事例も多いそうです。
思い当たる節がないか振り返ってみてください。
ネガオレオレ人間
もう一つ、オレオレ人間のパターンがあります。
それが、「ネガティヴなオレオレ人間」です。
「上司にまた叱られちゃって…」
「私なんてこんなこともこんなこともできなくてもうだめ…」
「○○さんは僕の何倍も仕事できていいよね。僕なんて…」
と、ひたすらに卑屈な発言をしまくってしまう人。
男性にも女性にも、かなり多いですよね。
…正直、自分も思い当たる節がたくさんあります。。
また、「悲劇のヒロイン」になりたがる人は、かなりの確率でこれに該当すると思います。
そんなみなさんに、ひと言。(自分にもブーメランですが)
注意ポイント
その言葉、人に言われて楽しいですか?
ネガティヴな発言をしちゃう前に、一瞬だけ頭でこの言葉をよぎらせるだけで、かなりの効果があると思います。
ただ、ひたすらに溜め込みすぎて爆発してしまう場合もあるので、人を傷つけない範囲でTwitterなどのSNSで発言する。や、同じような話で盛り上がる親友を見つける、などして、心を保ってくださいね。
まとめ
今回は、コミュニケーションの何かに問題を抱えた人が、「共感」を軸に考え直すポイントをご説明しました。
サマリにしてみましょう。
サマリ
◆「あなたは」
⇒「私はこう思う」という「I(アイ)」を入れる
◆投げっぱなしのボール
⇒投げ返しやすいような質問をする
⇒答えるだけでなく、聞き返す
◆オレオレ人間
⇒「自分の話」で盛り上がるのではなく、
誰かの話題で共感を得て、自然と盛り上がる
◆ネガオレオレ人間
⇒「自分がその話をされて面白いか」を考える
ご参考にさせていただいた「コミュニケーション集中治療室」には、もっと様々なことが書いてあります。
5つの診療室(大枠の議題)に、合計25個もの実際の症例(マンガ付きの症例もあって楽しい!)があり、
それぞれ「なるほど…!」と感動してしまいました。
今回は、私の失恋経験から本書にたどり着いたため、かなりの抜粋と、個人的な解釈を交えて解説してみましたが、
ビジネスがうまくいかなくて困っている人もたくさんいると思います。
もちろん、同じような失恋経験をした方も、超ウェルカムです!
お問い合わせフォームにコメントいただけたらとっても喜びます。(笑)
読んでて飽きない工夫がすごくて、2時間もかからずに一気に読んでしまいましたし、
時折目次を見返して、「あ、これはまだ治ってないかも、、、」と自分を鼓舞するのにも大変役に立ちます。
恋愛で失敗した方、ビジネスで失敗した方、友人関係がうまくいかない方、
ぜひご一読ください~