どうすればいいの?
そう。実はこれは「固定費」を考えるときに非常に大事になってくるポイントなんですね。
通信速度を気にしないのであればひたすらに安いサービス(ネット代月2,000円とか)まで抑えることもできますが、
今の時代、YouTubeやniconico、HuluやNetflix(VOD)など、
動画サービスを使っていない人はいないレベルになりました。
そうなってくると、
・動画内の文字が読めない
・動画内の顔がよく見えない
・たまにカクカクする
なんてことがあったらストレスになります。(みなさん一度は経験あると思います。)
そこで、今回は動画サービスを快適に使うために
必要な「通信速度」について説明したいと思います!
ポイント
スマホでYouTube …2.5Mbps
テレビでYouTube …5Mbps
※1台あたり
基礎知識
bit per second(ビット パー セコンド)の略で、
一秒あたり○○ビット通信できる、という意味です。
ま、ひと言でいえば「多ければ多いほど動画がきれいに止まることなく見れる」とだけ覚えておきましょう。
詳しくはこちらの記事で説明しておりますので、ぜひ併せてご確認ください!
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必要な通信速度
冒頭でYouTubeにおける結論を述べましたが、再掲します。
ポイント
スマホでYouTube …2.5Mbps
テレビでYouTube …5Mbps
※1台あたり
様々な検査サイトがありますが、
Netflixが運営している「Fast.com」が一番分かりやすいでしょう。
簡単に"○Mbps"と表示してくれるので、余計な文字もなく安心です。
…そうとは限りません。
今、何人で暮らしていますか?
今家族はおうちにいますか?
もし計測したときに「おうちに自分1人」の状態だったら、
1人で使うのに7Mbpsが最大速度なわけです。
そうです。
4人家族全員でYouTubeを高画質(720p以上)で見た場合、単純計算で
2.5Mbps × 4 = 10Mbpsが必要なんです。
ましてや、親御さんのどちらかがテレビに接続して観ていたら
1台で5Mbps分使ってしまうので、誰かの動画がカクカクになりかねないですね。
余談:4K放送が当たり前の未来では?
余談ですが、これから数年もすれば、
「4K」という高画質規格でライブを生放送、なんて時代もくると思います。
そのときに一切止まったり荒くなったりすることなく
安定して視聴するのに必要な速度は
「32Mbps」と言われています。(独自調べ)
これに家族それぞれが動画を観ていたり、
スマートホームで家庭のいろんな機器がネットに繋がっていることを考えると、
「50Mbps」あると安心かな、と思います。
ただ、本記事公開の2020年現在では、
5Gというモバイル通信規格が実際にどれだけ出るのか分からない状態。
そう考えると、工事は面倒ですがおうちの回線(固定回線)を引いておいたほうがいいかもしれませんね。
※「工事が要らない」というCMの機械は規格が異なり、工事が必要な回線と比べ速度が出にくい傾向があるのでご注意ください。
まとめ
今回はYouTubeを観るのに必要な通信速度の用説をしてみました。
最後にもう一度サマリを確認しましょう。
サマリ
◆必要な通信速度 ※1台あたり
スマホでYouTube …2.5Mbps
テレビでYouTube …5Mbps
◆計測方法
Fast.com ※Netflix提供
ちなみに速度については、
「19時~23時」が最も混みやすいので
敢えてその時間に測ってみることで、安定具合を確かめられると思います。
ちなみに、今回は
「スマホでYouTube」…720p (30fps)
「テレビでYouTube」…1080p (30fps)
という前提でお話をさせていただきました。
はい!ということで、次回はもう少し掘り下げて、
「YouTubeの720pとか、60fpsって何?」
についてお話していきたいと思います。
ぜひぜひ次回も楽しく学んでいただければ幸いです!