結局何なの?どれだけあればいいの?
この質問、実はとっても多くて。
一度把握すればなんてことはないのですが、英語の略語ってその一歩が踏み出しにくいんですよね。
そこで今回は、自分の子どもが5歳のときにどう教えるか、という気持ちで
分かりやすさ最重視で説明したいと思います!
※厳密には若干異なる表記もしますが予めご了承ください。
ポイント
GB(ギガ) …トラックの積み荷
MB(メガ) …自転車の積み荷
Gbps …飛行機の配送時間
Mbps …徒歩の配送時間
用語解説
すみません、全力でかみ砕きすぎました。(笑)
でも、読んだあとで見返すとよくわかると思いますので、
一旦普通の説明に戻しながら、実例を交えて説明したいと思います。
GB(ギガ)、MB(メガ)とは
GB(ギガ) …アプリや動画のダウンロード容量
MB(メガ) …ダウンロード容量 (ギガの1000分の1)
そう。いざ見てみるとなんだっけ、となってしまいますよね。
スマホアプリをダウンロードしたり、アップデートするときにでてきます。
事例として、私のiPhoneでアップデート待ちのアプリ写真を撮ってみました。
思い出していただけてよかったです。
一番下の「バージョン~」のあとに「227.3MB」とありますよね。
このMB(メガバイト)が容量を指しているわけです。
スマホの契約の「○ギガプラン」に当てはめると、
「0.227ギガ」を使ってしまうわけですね。
たまにスマホゲームのアップデートで「3GB(ギガバイト)」必要になるものもあり、
これを携帯の契約でやろうとするといきなり通信量オーバーになってしまうこともあるので、
固定回線がおうちにある方は帰ってからアップデートするようにしてください。
Gbps, Mbpsとは?
続いて、おうちの回線の広告などでよく見る
「Gbps」(ギガビーピーエス)や
「Mbps」(メガビーピーエス)について話していきましょう。
これは、通信速度を指すのですが、
先ほどのGBやMBを「どれだけ速くダウンロードできるか」ということです。
冒頭の積み荷の話と組み合わせてみると、
トラックに積むレベルの荷物を、
徒歩や自転車で自宅まで運ぶのにどれだけの時間がかかりますか
ということです。
当然ながら、
トラック級の積み荷を自宅に配送するには、
トラックくらいの運搬速度がないと全然終わらないわけです。
「なんか全然アプリのダウンロードが進まないんだけど」
という経験のある方は、
重い荷物を徒歩で運んでもらっている、という状態なのです。
こちらのフリーサイトで簡単に速度を測ることができますので、
ぜひ一度測ってみてください!
実際の速度イメージ
はい!これも実は簡単にわかります。
例を挙げてみましょう。
メモ
・100MBのアプリ
・100Mbpsの速度
⇒8秒でダウンロード
そうなんです。実は"b"と"B"はまったく別の意味を持っていて、
正式名称は以下になります。
GB…ギガ"バイト"(Giga Bite)
Gbps…ギガ"ビット"パーセカンド(Giga bit per second)
簡単に言うと、
「1ビットが8個で、1バイト」なんです。
つまり、Mbpsを"8"で割った数字が、MBと同じ指標になるわけですね。
先ほどの例でもう一度見ると、
メモ
100Mbps = 1秒間に100Mb(メガビット)ダウンロードできる
= 1秒間に12.5MB(メガバイト)ダウンロードできる
というわけです。
最近はNintendo SwitchやPlaystation®4などで「ダウンロード版」ソフトを購入する人も多いと思いますが、
5GB(ギガバイト)のゲームを
16Mbpsの回線速度でダウンロードしようとすると、
5GB = 5000MB
16Mbps = 1秒間に2MBなので
5000 ÷ 2 = 2500秒 = 約42分かかるのです。
同じ5GBのゲームをダウンロードするとすると
5Mbps = 1秒間に0.625MBなので
5000 ÷ 0.625 = 8000秒 = 133分 = 2時間以上かかりますね…
まとめ
今回はよくCMやバナー広告でみるネットの容量や速度の用語解説をしてみました。
最後にもう一度冒頭の比喩を見てみましょう。
ポイント
GB(ギガ) …トラックの積み荷
MB(メガ) …自転車の積み荷 (ギガの1000分の1)
Gbps …飛行機の配送時間
Mbps …徒歩の配送時間 (ギガの1000分の1)
よかったです!
自転車が正しいのか、徒歩が正しいのかについては
いろいろとご指摘あるかもしれませんが、
分かりやすさだけを重視してみました。
ちなみに速度については、
「19時~23時」の「退勤~おうち時間」が
最も混みやすい(道路が渋滞しているイメージ)ので
大きな容量の動画やゲームをダウンロードする際は
「深夜~朝の時間帯に行うと比較的早い」と思います!
さて、次回は
「YouTubeとかのストリーミング動画はどれくらいの速度があればいいの?」
についてお話していきたいと思います。
ぜひぜひ次回も見てみてくださいね!