大学生になって、一人暮らしを始める人は多いでしょう。
そして、ほぼ必ずといっていいほど悩むのが、ネットとスマホ。
こんな悩みをお持ちではないでしょうか。
はてな
無駄な出費はしたくない
使い物にならないのはいやだ
自分に合ったものってどれ?
ネットの厄介なのは、
◆その人の暮らし方、環境によって最適解が違う
ということが起きているから。
私自身も、何年もネットの会社に勤めていましたが、
友人から「何にすればいい?」とだけ言われても、答えが出せないのです。
なぜなら、その人の生活環境が分からないから。
そこで、何回かに渡って、
ある程度人を区切った形で、最適なネットの提案をしたいと思います。
第一弾は、「一人暮らしの大学生」です。
一人暮らしの大学生
すみません、これはあくまで大区分で、
もう少し状況を区切る必要があります。
パターンは4つです。
ポイント
➀友達をよく家に呼びたい
➁家には自分しかいない
➂FPSなどのネトゲガチプレイヤー
➃ネットをあまり使わない
授業もリモートで受ける今の時代に
ネットを使っていない人はほとんどいないと思いますが、
その場合も含めて、お話しますね。
➀友達をよく家に呼びたい
主に大学の近くに住んでいる人ですかね。
やっぱり、大学近辺に家がある人は、それだけで友達が家に寄ってきます。
それが楽しいと思うか嫌だと思うかは人に依るので何ともいえませんが。(笑)
私自身は、千葉県の実家住みだったので、早稲田まで1.5時間ほどかかってしまい、
飲み会が二次会まであったときは終電がなく、よく友人の家に泊めてもらってました。
しかも、ソファベッドを貸してくれる友人で、本当に今でも感謝しています。(余談すみません)
そんな感じの楽しい大学生活を送りたいあなたには、これ!
メモ
◆ポケットWi-Fi(無制限)
月額4,000円程度
◆格安SIM(1~3GB)
月額1,000円程度
ポケットWi-Fiで常にスマホを繋げて、容量無制限で過ごす方法です。
で、友人が来たらそのスマホを繋げてあげればOK。
そこまで速い速度は出ない(10Mbps~20Mbps程度)ですが、
YouTubeを2~3台同時に見るくらいは対応できるので問題ありません!
そんなことはないんです。
その理由は、2点。
一点目は、何かの拍子にポケットWi-Fiが繋がらなくなったときの、予備。
実はポケットWi-Fiは電波がそこまで強くないので、
ちょっと田舎の方に行くと繋がらなかったりします。
旅行などでスマホが使えない!なんてことになったら困るので、
予備として持っておくとよいでしょう。
二点目は、電話番号、です。
イマドキのSNSは、スマホの電話番号が登録必須になっていることが多く、
ポケットWi-Fiだけだと、そこが困ってしまいます。
電話番号だけのために1,000円払うのか、ということについては少し悩みどころですが、
現代においても電話番号は結構出番があるので、契約しておくとよいでしょう。
➁家には自分しかいない
続いては、家に人を呼ばないパターンです!
他の人にネットを貸す必要がない、というのは、かなり固定費削減ができます!
では、正解はこちらになります。
メモ
◆サブキャリア(9~14GB)
月額3,000円~4,000円程度
だけです。
はい。これは大きいですよね。
請求もひとつですし、余計な料金もかかりません。
サブキャリアというのは、UQmobileやY!mobileといった、
auやSoftbankの系列のSIM会社です。
格安SIMに比べると少しお高い料金なのですが、
最大のメリットは「回線速度がキャリアと同じ!」という点です。
通信速度が速い理由については他の記事で詳しく説明しているのでぜひ読んでいただきたいですが、
簡単に言うと、「グループ会社だから遅くしてない」といった理由です。
ざっくり料金をまとめると、こんな感じです。
参考
◆メインキャリア(au, docomo, Softbank)
⇒7,000円~9,000円
◆サブキャリア(UQmobile, Y!mobile)
⇒3,000円~4,000円
◆格安SIM(その他大勢)
⇒1,500円~3,000円
ですね。
でも、速度は7,000円~9,000円のキャリアと変わらないんです。
速度が同じなのに数千円安いんですから、これ一択というのも分かっていただけると思います。
➂FPSなどのネトゲガチプレイヤー
ネットゲームガチ勢の方々は、とっても分かりやすいです。
固定回線必須です。
その理由は、回線の安定性のほかに、Ping値というものがあります。
これは、通信の反応速度のようなもので、
例で言うと、
同時に銃で撃ちあったときに、より反応速度が速い家に住んでいるほうが勝つわけです。
このPing値は無線では全然でないものなので、
有線で繋げる必要があります。
なので、結論としてはこうでしょうか。
メモ
◆固定回線(下り速度が速いもの)
⇒5,000円程度
◆サブキャリア(9~14GB)
⇒3,000円~4,000円程度
そうですね…
でも、速度がないとそもそもゲームが楽しめないので、
ゲームを楽しむための固定料金!と割り切りましょう。
➃ネットをあまり使わない
現代において、この人はあまりいないんじゃないかなぁ~とは思っています。
特に2020年になってからは、大学の授業もネットで受ける時代。
しかも、家にいる時間がとっても多い。
そんな中でネットを使わない人はレアです。
でも、もしネットそんなに使わない、動画もあんまり見ない、といった人に相談を受けた際は、こんな提案になります。
メモ
◆格安SIM(1~5GB)
⇒1,000円~1,800円
とっても安いですね。
逆を返すと、ネットはどうしても高くなってしまうものなんです。
インターネットが高い理由は、また別の記事でお話したいと思います。
➀➁例外:都市部に住んでいる方
ちなみに、実は、➀と➁の方には、
もっと安くする例外の方法もあります。
すみません…
住んでいる地域によって使えないため、避けていたのですが一応お話しますね。
それは、「楽天モバイル」です。
2020年に開始したサービスで、かなり大々的にCMを打っているので
テレビをよく見る方は聞いたことがあるのではないでしょうか。
本記事公開時点ではスペックが壊れていて、以下になります。
参考
◆通信容量無制限 ※
◆月額2,980円(税抜)
⇒しかも、1年間利用料金0円
◆いつ辞めても解約費0円
いいえ。一つ目の項目に「※」がついているのに気が付きましたでしょうか。
これは、「楽天が繋がるエリアのみ」のお話なのです。
そのエリアが、現在は都心と地方都市程度にしかなく、
少しでも外れてしまうと対象外になってしまうのです。
そんなことはありません。
auと提携していて、対象外のエリアでは自動的にauに繋がるようになっています。
ただし、使える容量は「5GB」なんです。
つまり、都市部に住んでいる方(対象エリアの方)であれば
家にいるときはネット使い放題で、
外出しても5GBは使えるのです。
ただ、対象エリアに住んでいても、
駅から離れていたりすると繋がらなかったりします。
1年間無料なのでとりあえず試してみる、というのもいいと思いますし、
友人に使っている人がいらっしゃれば、家に来てもらって対象エリアか計測してみるとよいでしょう。
まとめ
今回は大学生向けの、ネット提案をしてみました。
もう一度おさらいしましょう。
サマリ
➀友達をよく家に呼びたい
⇒ポケットWi-Fi(無制限) & 格安SIM(1~3GB)
⇒5,000円~6,000円/月
➁家には自分しかいない
⇒サブキャリア(9~14GB)
⇒3,000円~4,000円/月
➂ネトゲガチプレイヤー
⇒固定回線 & サブキャリア(9~14GB)
⇒8,000円~10,000円/月
➃ネットをあまり使わない
⇒格安SIM(1~5GB)
⇒1,000円~1,800円
➀➁例外:都心に住んでいる
⇒楽天モバイル
⇒2,980円
ちなみに、例として、何も考えずに
固定回線と、メインキャリアを使っている人はいくらかかると思いますか?
参考
◆固定回線:5,000円~6,000円
◆メインキャリア:7,000円~9,000円
⇒合計:12,000円~15,000円
もしこんなに高いお金を払っている方がいらっしゃるなら、
すぐにでも乗り換えをしてください。
それだけで、毎月5,000円以上浮きます。
そのお金を使って、小さな投資でもいいですし、ちょっと豪華な食事に行くでもいいと思います。
無駄なお金を幸せに使えるのは、気持ち的にも大きいですからね。
ネットにかかる料金は、何も考えないととっても高くなってしまいます。
これくらいの固定費がかかる、ということをご理解の上、
自分にあった契約をしてくださいね!