なんて話を、後輩から受けました。
正直に、「え、むしろめっちゃ貯まらない??」と答えてしまいました。
こちらが私の新卒から3年間の状況でした。
参考
◆一般企業就職(大手の子会社)
◆年収500万円(額面)
※残業が毎月60時間ほど。
◆実家暮らし
◆家には毎月5万円納入(年間60万円)
◆個人年金/保険は月1.8万円(年間22万円)
⇒毎年『200万円』の貯金
たしかに、実家というのは節約しやすい環境ですが、
毎月5万円の納入と、多めの個人年金で結構な金額にはなっています。
その後、一人暮らしを始めても年間100万円は貯められました。
ただし、私も何も考えずに勝手にお金が貯まるわけではありません。
その「超節約術」を、余すことなく開示したいと思います。
超節約術とは
超節約術、というのは、「節税」や「投資」ではありません。
モノを買うときの考え方や、基準を心の中に設定することで、結果的にお金が貯まります。
当ブログでは節税や投資についてももちろん紹介する予定ですが、
今回はおいておいてください。
また、どれがみなさんに「合う」かは分からないので、
いろいろ試しつつ、自分に合った方法を実践してくださいね!
超節約術➀買った後の幸せな自分を想像する
と思ったみなさん。
そんなことでも、節約はできるのです。
要は、「どれくらいの価値があるか」を幸せな自分を浮かべることで、判断するのです。
「一瞬だけど超笑顔になれる」
でもいいですし、
「長い間少し笑顔になれる」
でもいいと思います。
私はよく「使用時間」で割る癖があるので、
一日あたり1時間、100円未満で幸せな時間がつくれる(動画サブスク)など
こんな感じで計算しています。
超節約術➁大きな買い物の目標を立てる
2つ目は、目標設定による節約です。
たとえば、車。
「自分の車をもって、彼氏(彼女)とデートしたい」なんて目標でもいいと思います。
快適なゲーム生活を送るために、数十万円の高性能パソコンがほしい。という理由でもいいと思います。
とにかく、数万円~数十万円の大きな目標を常に忘れないことで、
無駄な出費をしないクセをつけることができます。
小テク:1日何円か換算する
先ほどの車の例でいくと、
35万円の車を2年以内に買いたい!と思ったら、
35万円 ÷ 700日 = 500円/日
と計算します。
つまり、一日500円節約すれば、買えてしまうわけです。
そう思うと、コンビニでふと「美味しそう」と思ってお菓子を買うのか、
そのお金を貯めて大好きな車を買うか、自分で判断できるようになります。
超節約術➂躊躇わずに買うものを決めておく
3つ目は、「開放的な節約」のためのテクニックです。
私は、自分が一生涯好きなものに関してはお金を惜しまない、と決めています。
例でいうとこんな感じです。
参考:私が購入を躊躇わないリスト
・フェスに行ったときのTシャツ/タオル
・UVERworldのCD/DVD
・ロックマンエグゼの関連商品
・企画/アイデアの種になると思った本/製品
・友人との食事/遊び
音楽が大好きなので、フェスでの一体感を高めるTシャツやタオルは欠かせないですし、
中高生~今でも一番好きなアーティストのCDはたとえサブスクで聴いていても買います。
自分の仕事に活きる可能性のあるものも躊躇いませんし、
友人関係こそが将来のあらゆる場面で活きてくると思っているので、できる限り友人からの飲みの誘いは行くようにしています。
こんな感じで、「自分が何も考えなくても買うリスト」をつくっておくと、
ノーストレスで幸せな時間をつくることができ、継続的な節約ができるようになるわけです。
節約の本当の敵とは
節約の大敵は「抑圧」です。
「あー、なんでこんなに節約してるんだろ」
「あれもしたい、これもしたいのに…」
と無理に抑圧してしまうと、どこかで
「もういいや!節約やめた!!」
と限界がきてしまい、今までの努力が水の泡となってしまいます…
だから、➂の自分が躊躇わないリストをつくることで、
無理して抑圧してるような感覚を心が感じないようにするわけですね。
「ストレスを溜めない節約」を心がけてください。
超節約術➃買う理由は?買わない理由は?
最後は、とある名言になります。
『買う理由が金額なら、買うな。』
『買うか悩む理由が金額なら、買え。』
という言葉があります。
前半から解説していきましょう。
『買う理由が金額なら、買うな。』
何かの商品の購入の決め手は、たくさんあると思いますが、
「金額が安いから」という理由でだけは、買ってはいけない、という言葉です。
もちろん、日用品などは安いものを買ってもいいと思いますが、
少しお高いものや、何年か使えるもの、に関しては、安いからといって買うと、損する場合が多いです。
私の実体験だと、
iPhoneの画面をテレビに映すためのものを買いたくて、Amazonで検索。
純正は6,000円もしましたが、サードパーティだと2,000円。
悩んだ結果、サードパーティでダメでも、2,000円ならいっか、という気持ちで購入。
オチはみなさんお分かりだと思いますが、ちゃんと映らず、純正を買い直しました。
もう1例。
大学生のときにギターを買う際、
あまりブランドに執着がなかった私は、好きなデザインのギターを探して、2つ見つけました。
今思えば、「一生もののギターのたかが3万円くらい」と思えなくもないですが、
当時の私には3万円の差は大きく、安いほうを買いました。
その結果、のちのち使える音色のバリエーションの広さが少ないことに気付き、
徐々に使わなくなっていってしまいました…
共感の得やすい例ではないかもしれないですが、「安いから」という理由で買って後悔した経験はみなさんあると思います。
でも、次に同じ場面がきたときには、その後悔を忘れて、また安いものを買ってしまう。
それが塵も積もれば山となる、という形で、無駄な出費は何万円、何十万円にも膨らんでしまうわけです。
「安物買いの銭失い」をしないように、気をつけましょう。
『買うか悩む理由が金額なら、買え。』
逆の言葉のように見えて、似た話をしているのが、もうひとつの言葉です。
本当に欲しい商品があるけど、値段が高くて、購入を渋ってしまう。
そんな経験も、みなさんあると思います。
それは「抑圧」であり、
「やっぱり買おうかなぁ」と悩み続ける時間の無駄、でもあるわけです。
余計なストレスは節約の逆効果ですし、
その結果少し安い類似品を買って後悔したら最悪の結果です。
そして、「時間」こそが最も大切な人生において、悩む時間があるなら、すぐに買ってその時間楽しみましょう。
それが一番人生にとってプラスになります。
まとめ
最後に、もう一度ポイントについて再掲します。
ポイント
➀買った後の幸せな自分を想像する
➁大きな買い物の目標を立てる
➂躊躇わずに買うものを決めておく
➃『買う理由が金額なら、買うな。』
『買うか悩む理由が金額なら、買え。』
⇒「無理な抑圧」は節約を破たんさせる。
⇒「悩む時間」は減らして人生を豊かにしよう。
これらから、自分に合う考え方を選択して、無駄な浪費をなくす≒節約をしましょう!
私は、学生の頃は➀と➂でなんとかやりくりし、
社会人になってからは➃も追加し、時間を大切にする生き方を心がけるようにしています。
その結果、特段高給でなくても毎年200万円の貯金ができたわけですね。
そしてそのお金を使って、不動産の勉強や、当ブログの運営など、幸せな投資をすることができています。
みなさんも、余計な出費を減らして、その分でもっと豊かな人生を過ごしてください!!