ネットの普及により、誰でも匿名で人を責めることができる時代。
そうでなくても、「あいつこういうとこきもくね?」なんて会話は、小学校の頃から起きているのが日本の現状です。
私自身も、生まれつきおでこのM字部分が広めだったり、少し前歯が出てたりしたので、
小学生の頃「はげてる?」「やーい、でっぱ!」みたいな言葉は何度か言われたことがあります。
(陰湿なやつじゃなくて直接なので今思えばかわいいものですが。)
こういう身体的特徴ならまだいい方なのですが、
自分と違う価値観、というだけですべて悪のように感じて叩いてしまう人も多く、
たとえば芸能人でいうと、「浮気・不倫」騒動なんて、赤の他人のどうでもいいこと、と割り切れる人が意外と少なく、
叩いてしまうことが多いです。
その結果、芸能人本人は家族にではなくテレビの視聴者に向けてなぜか謝罪しますよね。
すごく叩いてる知人がいたので意を決して話を聞いてみると、
「こんなやつがテレビに出てるのを見るだけでイライラするし、教育にも良くない。」
「だからテレビに出れなくなるように叩くのは、世のため人のため。」とのこと。
もちろん、これは極端な事例だとは思いますが、似たような感覚で誹謗中傷している人は数えきれないほどいることでしょう。
傷つかずに学ぶ方法➀
前段が長くなってしまい恐縮ですが、本題に入ります。
私自身が実践している方法は、
『額縁の外から見る』です。
画像にあるように、誹謗中傷が行き交うようなサイトやコンテンツを観る際は、
『叩かれる自分』を第三者として見る『もうひとりの自分』の視点をつくりましょう。
いわゆる厨二病、っぽく言いましたが、就活などでよく行う「自己の客観視」ですね。
自分を外から見つめ直す、というやり方を身に着けておくと、
それを誹謗中傷から守る盾として用いることができます。
余談ですが、私がこのやり方を身に着けたのは高校1年生のとき。
「デュラララ」というライトノベルに出てくるヒロインが自分の中にある破壊衝動の悪魔のようなものの声を聞かないために行っていたのが
「いじめられてる自分を額縁の外から見る」という方法だったのです。
ただこの物語は、「自分の意志で立ち向かえ!」というような帰結なので、
この誹謗中傷から守る方法とは逆の進み方をするわけですが、
当時の私にはとても腑に落ちて、実践したところ、身に着けることができました。
傷つかずに学ぶ方法➁
二つ目の方法は、
『自らが主人公のRPGで、絶賛育成中』と捉えることです。
たとえば、誹謗中傷で心が折れてしまうことをRPGで例えると、
「毒状態を回復するために休憩所に向かっていたのに、途中で敵に見つかって戦闘になり、一方的にやられて目の前が真っ暗になる」
です。
もちろん誹謗中傷を受けるのはつらいですが、
それを糧に変換するためのツールを自分でつくる、ということが大事なのです。
こちらについては、私が挫折を乗り越えられたバイブル、として
別の記事で紹介しておりますので、ぜひ併せてお読みください!
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まとめ
私自身は、この2つの方法をうまく併用して、つらい誹謗中傷を乗り越えています。
他にも、「瞑想」や「無関心、呆れ」などをうまく利用する方法もあり、YouTubeで様々な方が紹介していますので、
検索してみると良いと思います。
どの方法が合うか、はその人によって異なりますので、いろいろ試してみてくださいね。
どうか、一人でも多くの人が強く生きてほしい、
そのためのほんの少しの手助けができていれば、幸いです。