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「ネットが遅いのはなんで?」原因と対策を簡単解説

2020年8月5日

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「ネットが遅いのはなんで?」原因と対策を簡単解説

2020年8月5日

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ネットが遅いよ…!なんでうちだけ!!

 

別に今まで何の問題もなかったのに突然遅くなったり、

引越して1年経って、徐々に遅くなってきた。

 

そんな経験はみなさんあると思います。

 

では、なぜそれが起きているのか。

 

それには、複数の原因が絡んでいるんですね。

 

どこかひとつ試すだけでも改善することもあるので、

みなさん一度試してみてください!

 

速度低下の原因と改善策

まず、一応の大前提ですが、

「使っている人」の環境に問題がある場合と、

「提供している会社」に問題がある場合に分かれます。

 

ただ、当然ながら会社に問題があってもすぐどうにかなる話ではないので、

今回は自分でどうにかできること、に絞りたいと思います。

 

それでは、ポイントはこの4つ!

ポイント

➀電子レンジや水回りの近くにいる

➁ルーターから離れすぎている

➂遮蔽物が多い

➃環境適していない電波を使っている

 

➀電子レンジや水回りの近くにいる

え、関係あるの?

私もインターネット回線の会社に入ったときにその話を聞いて、びっくりしました。

 

電波というのは、その名前の通り、結局は「波」を作り出して、それを機械で送受信しています。

だから、同じく振動で温める電子レンジはすごく相性が悪いですし、

水回りも波に影響与えやすいみたいです。

 

キッチンや洗面台のところで「あれ?上手く繋がらない」となった方は

離れてみても同じかどうか試してみましょう。

メモ

キッチンや洗面台から離れてみよう!

 

➁ルーターから離れすぎている

2点目は、ルーターから離れすぎていることです。

(ONU(光回線を受ける機械)とルーターは一緒になっている場合も増えてきていますが、)

ルーター(無線を飛ばす機械)が安定して通信できる範囲は5~10m程度と言われています。

 

しかも、先ほどの水回りや電子レンジが間にある環境だと実際に届く距離はかなり減ってしまうので、

そこに注意してみてください。

メモ

ルーターの近くに行ってみよう!

 

➂遮蔽物が多い

これも、先ほどの「波」の話を踏まえれば分かりやすいと思います。

 

ゆらゆら揺れている波が、何枚ものドアや壁を超えるのは大変なんですね。

なので、ルーターから2つも3つも部屋を隔てたところから通信しようとすると、

どうしても波が弱くなってしまいます。

 

でも僕の部屋そこなんだもん…

たしかに、そこが居住空間であれば、一旦近づいて改善しても、恒常的な解決にはなりません。

一応、「ドア」を開けてみることで、ドアという遮蔽物を減らすことになり、幾分か改善する場合もありますので

先に試してください。

 

それだけではどうにもならなかった場合に買うべきものが、

「Wi-Fi中継器」というものです。

 

なにそれ…

要は、ルーターを間にもうひとつ置く、という対応です。

サッカーでいうと、

スタート地点(1つめのルーター)からだと、いきなりゴールに向かってシュートしても届かない。

でも、真ん中に仲間(2つめのルーター(中継器))を配置することで、

その仲間がボール(通信情報)を受けて、再度キックしてくれれば、ボール威力を再度増すことができるので

無事ゴール(自分の端末)に届かせることができます。

 

ONU(ルーター)⇒⇒⇒→→→→・・  自分の端末(届かない)

ONU(ルーター)⇒⇒⇒中継器⇒⇒⇒自分の端末(届く!)

 

簡易イメージですが、このようなことができます。

 

この中継器は、BAFFALOやTP-LINKなど様々な会社が出していて、

2,000円~8,000円くらいの金額で購入できます。

性能をどこまで重視するかは個人に依りますが、

長く使うものなので、5,000円前後くらいのものを買うのが妥当かな、と個人的には思います。

 

メモ

中継器を買って、距離/遮蔽物をクリアしよう!

 

環境適していない電波を使っている

え、なにそれ…

 

今までとっても分かりやすい話だったのに、最後に特殊なお話をして申し訳ありません。

でも、これが効く場合が多いんです。

 

近年のスタンダード無線には、2つの規格が使われています。

ひとつは、2.4GHz

もうひとつは、5GHz

 

下記画像は実際に私の家の無線LANルーターの説明書の画像ですが、

AとGの2種類があることが分かりますね。

baffalo

 

A:2.4GHz

G:5GHz

となっています。

 

みなさんも、最初にスマホなどを接続するときに、

「なんか二種類あるけどどっちだ?」なんてことを思ったことはあるのではないかと思います。

 

さて、ではこれはどっちを使えばいいのか。

結論から言うと、以下になります。

ポイント

通信を速くしたい:5GHz

通信を安定させたい:2.4GHz

 

何故かというと、○GHzの数字が大きいほど、波が細かくなっているんですね。

細かい波は、遠くまで届きますが、遮蔽物などは貫通しにくいんです。

逆に、太い波は、距離は短いですが、遮蔽物なども安定して貫通できます。

 

なので、

ポイント

スマホの電波が1本~2本しかない
⇒2.4GHzで安定する場合がある

スマホの電波が3本
⇒5GHzで速くなる場合がある

というわけです。

 

それぞれの電波の特徴を理解しつつ、状況に合ったほうを繋げてくださいね!

 

まとめ

今回は通信が遅い/安定しない人向けに、解決策を提案してみました。

 

最後にサマリにしてみましょう。

ネットの改善策サマリ

◆電子レンジや水回りの近くから離れ、
ルーターに近づいてみよう!

◆壁をあまり挟まないようにして、
ドアも開けてみよう!

◆ぶつぶつ切れる場合は2.4GHzの無線に、
 速度を速くしたい場合は5GHzの無線に繋げよう!

⇒それでも改善しない場合、
 Wi-Fi中継器を買って、根本的な改善をしよう!

 

無線は、とってもか弱い生き物(?)です。

ちょっとした原因が、接続不可、なんてことに繋がりやすいので、

ひとつひとつ確認してみてください!

 

小さな改善がネットの安定に繋がり、

「繋がらないイライラ」という不要なストレスから解放されます。

 

それではまた次回、お会いいたしましょう!

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