分かります。その気持ち。
高校生の頃によく先生に
「大学生になったら本を読め。」
「社会人になったらなかなか時間とれなくなるから。」
と言われていたにもかかわらず、
本を探すのに疲れ。
お金がもったいないと思い。
すぐ遊びに時間を使っちゃう。
この3大逃げ道を上手く心に言い聞かせて、大学を卒業してしまいました。
そして社会人の今、「もっと読めばよかった」と後悔しています。
そこで今回は、
学生の皆さまには私をうまく反面教師にしていただき、
社会人の皆さまには共感をいただきながら、時間を捻出する手段を知っていただく。
そういった内容をお届けできればと思います。
読書の価値
はじめに立ち返り、そもそも「読書の価値」とは何でしょうか。
メモ
◆著名人の専門分野が手軽に学べる
◆日本語の語彙力が鍛えられる
◆柔軟なアイデアを生み出せる
この3点だと思います。
ではそれぞれについてみていきましょう。
価値➀著名人の専門分野が手軽に学べる
総合的にいろんな本を読む際の最も大きい点はここだと思います。
自分の人生の長さは決まっていて、
その中でできる考察や研究も限界がある。
なのに本は、様々な分野に一生をかけて研究してきた方々の成果を
たった1,000円ちょっと、そして2~3時間ほどで知れる、と考えると
本の大事さが分かると思います。
学生時代の私も同じ考えでいました。
が、社会人になってみると、
「広告営業なのに経済の知識、保険の知識、医療の知識が必要だった」とか
「経理なのに法律知識が必要だった」とか。
本当にいろんな知識が、ちょっとでも知っているだけで仕事に活きる、なんてことがあるのです。
だからこそ、読書で片っ端から知識を浅く得るだけでも
総合的な社会人力は相当上がります。
もう死語ではありますが、人生イージーモードに近づけます。(笑)
価値➁日本語の語彙力が鍛えられる
人生に必須か、と言われると一番薄いかもしれませんが、
語彙力は、読書で最も鍛えられます。
別に否定的な意味ではないのですが、
学者さんや権威、書物を綴る人々は、
「難しい言葉」を使う頻度が圧倒的に高いです。
…なんでなんでしょうね。(笑)
でも、そういうものみたいです。
私も実は友人から「難しい言葉使うね」と言われることがあります。
何の研究もしていないですが、読書で得た知識が自然と会話の中で出ているのであれば
アウトプットできてる、ということなのでうれしいですね。
…厨二病ではないことを祈ります…(笑)
価値➂柔軟なアイデアを生み出せる
今の社会にはとっても必要なことですね。
「これおもしろいかも」と思い浮かぶアイデアというのは
99%が「何か」と「何か」の組み合わせだと言われています。
世の中が変わりつつあるこの時代では、
「エンタメ」と「リモート」を組み合わせたり、
「投げ銭」と「ブロックチェーン」を組み合わせたり、
「一般人」と「配送」を組み合わせたり。
何かを掛け合わせることで今までになかったものが
加速度的に増えていきます。
そんなアイデアで世の中を明るくしていくためにも、
ジャンルを問わず、様々な本を読むことは大事です。
読書継続の方法とは
その気持ちすごく分かります。
他の記事にて、継続力を上げるアプリを紹介しているので
そちらも併せてお読みいただきたいのですが、
今回はこと「読書」に併せた方法をお教えいたします。
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それは、「一ヵ月5,000円読書」です。
一ヵ月5,000円読書とは
正直ちょっと文字ったところはあります。(笑)
何をするかというと、
絶対に毎月5,000円分本を買うのです。
月初に一気に買ってもいいですし、徐々に買ってもいいです。
個人的には一気に買っちゃったほうが覚悟がつきますかね。
そして大事なのは、「手元に届いたら"序章"だけ全部読む」ことです。
そして、面白いかも、と思ったら読んでください。
つまらないかも、と思ったら売っちゃってください。
そう思ってつまらないものを読む時間ほど無駄なものはないんです。
要らない買い物しちゃったな、と思っても、
「5,000円」以上の出費はないのです。
実際、自分の糧になる本は5,000円分買っても1冊あれば良い方。
そう割り切って、冒頭を読んで捨てるものは捨ててください。
違います。
これは「人生への投資」なのです。
どんなビジネスでも、最初は開発費や設備費で赤字になります。
そして、その沈みを活かして、一気に急成長していくのです。
それは、「人」においても同じことです。
様々なアイデアの種、語彙、知識を得るのに毎月5,000円を投資すると、
様々な場面でそれを活かす機会がやってきます。
特に今は、外出自粛などで毎週毎月のようにやっていた飲み会ができない時期。
飲み会1,2回分を、貯金に回さずに人生の投資に回す、と考えてみると決断しやすいと思います!
まとめ
最後に、もう一度ポイントについて再掲します。
読書の価値
◆著名人の専門分野が手軽に学べる
◆日本語の語彙力が鍛えられる
◆柔軟なアイデアを生み出せる
⇒人生のアウトプットを増やす格安な先行投資!
結果的に1ヵ月ボウズになっても構いません。
一回5,000円分購入してみてください。
ちなみに、僕がこれを最初に始めたときに買った本は以下です。
・メンタリストDaiGoの超集中力
・サルでも分かる音楽理論
・東野圭吾の小説
・ライトノベル
などなど。
ちゃんと本を読み終えるためにも、集中力を養いたかったのと、
個人的に学んでみたかった音楽理論、
そして語彙力や想像力を増やすための小説類。
はい。本に違いはありませんから。
もちろんマンガだって良いと思います。
マンガだけで5,000円だとちょっと偏ってるのでまんべんなくしたいところではありますが。
こうやって、学びたいものと
純粋にエンタメとして楽しめるものを上手く織り交ぜながら行うことで
継続のしやすさが段違いになります。
ずっと学術書なんて読んでたら頭おかしくなりそうになってしまいます。(体験談)
もしお小遣いでなんとかやりくりしている学生さんが実践したい場合は、
この記事を親御さんに見せて、「だから読書に月5,000円使わせてください!」とお願いしてみましょう。
将来その投資を遥かに超えるリターンを得て、恩返しは忘れずにしてくださいね。
最後に、別途読書ハードルを下げるための「電子書籍」のススメについての記事を紹介します。
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